[ロンドン 1日 ロイター] – 英国のユースティス環境相は1日、失業の急増を防ぐため、全土のロックダウン(都市封鎖)を回避する意向を示した。
同相はスカイに「(失業や経済への影響があるため)全面的なロックダウンの回避を目指している」と発言。
またBBCに対して、イングランド北西部リバプールでロックダウンを強化する案が検討されているが、決定には至っていないと述べた。
英予算責任局(OBR)は7月、基本シナリオでは今年第4・四半期に失業率が11.9%に達し、失業者は400万人強になると予想。来年の失業者は平均350万人になるとの見方を示した。
景気がさらに悪化するシナリオでは、失業者が来年末まで平均400万人になると予想している。
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