大紀元時報

「中国による外国人記者への脅迫と迫害」米国務省オータガス報道官が毎日ツイート

2020年10月02日 16時56分
米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官(Getty Images)
米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官(Getty Images)

米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官は9月22日から毎日、「中国による欧米ジャーナリストへの脅迫と迫害」についてツイートしている。10月1日時点で、すでに10件が投稿された。

9月22日、オータガス氏はオーストラリアのジャーナリスト、マシュー・カーニー(Matthew Carney)氏に起きた中国での出来事を書いた。「中国当局は、カーニー氏の新疆ウイグルおよび中国共産党の高層に関する報道が気に入らなかったため、同氏の14歳の娘を拘束すると脅した」。

オータガス氏はさらに「調査記者に対する中国の不穏な行動は数年前にさかのぼることができる。今後の数日間、私はカーニー氏のような物語を毎日更新する」と宣言し、「中国は在中外国人記者への脅迫や嫌がらせを辞めるべきだ」と訴えた。

以下がオータガス氏の毎日のツイート投稿内容。

9月23日

今年3月、米国が設けた中国公式メディア関係者への制限に対する対応だとして、北京は、「ニューヨーク・タイムズ」紙や「ウォールストリート・ジャーナル」紙などのメディアに従事する米国人記者のほぼ全員を追放した。 実際のところ、中国は「報道の自由」に対してますます敵対的になってきている。

9月24日
2020年2月、北京は「中国の人権侵害」を広範囲に報道していた「ウォールストリート・ジャーナル」紙の記者3人を追放した。 なぜ追放されたのか? 中国共産党側は「とあるレビュー記事と関係がある」と主張したが、しかし、その記事は報道機関によって書かれたものではなかった(訳注:中国共産党側は同紙への寄稿記事『中国がアジアの真の病人』に不満を抱いているとされる)。

9月25日
2019年6月、北京はAFP記者へのビザの発行を拒否した。この記者が何をしたというのか? 彼女は「中国共産党は外国の政治家、ジャーナリスト、学者に影響を与えようとしている」と書いただけだ。

9月26日
2018年8月、中国当局は引退した中国人教授を取材しようとしたボイス・オブ・アメリカ(VOA)の記者を数時間拘束した。

9月27日
2018年5月、北京は新疆ウイグル自治区のウイグル人の人権問題を報道した、米オンラインメディア「Buzzfeed」の記者を処罰するために、彼女のビザ更新を拒んだ。

9月28日
「中国が報道の自由をほとんど尊重することはない」長年にわたり記者の取材制限、情報源への脅迫、記者の電子機器への監視などを行っている。

9月29日
2015年、「ハフィントン・ポスト(HuffPost)」の記者が天穆鎮(天津市北辰区)で起きた抗議活動を報道しようとしたところ、地方当局に包囲され警察署に連行された。のちに北京へ戻る列車に載せられて「強制送還」された。

9月30日
2012年、CNNの記者が中国の反体制派への取材を試みたところ、私服の警備員が彼らに石を投げつけた上、暴力まで振るわれ、車も尾行され、さらには3人が取材カメラの強奪を企んだ。

10月1日
北京はメディアが「中国共産党が気に入らない、いかなる内容」も報じることを禁止している。習近平家族の財産について報道したブルームバーグを閉鎖した。

国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチの中国研究者である王亜秋(Yaqiu Wang)氏は、「中国政府の言論の自由への規制は、世界的に広がる危機になると多くの人が認識した」と述べた。

国境なき記者団の東アジア総局長セドリック・アルビアーニ(Cedric Alviani)氏は、王亜秋氏と同様の見解を示し、中国の報道と表現の自由に対する弾圧は、もはや中国国内だけの問題ではないと述べた。

アルビアーニ氏はグローバル化した世界の中で「権威主義国あるいは民主主義国でも、ニュースや言論の検閲は世界的な問題となり、国際社会が取り組むべき課題だ」とした。

国境なき記者団が今年4月に発表した2020年の「世界報道自由度ランキング」によると、中国は評価対象180カ国中177位だった。

(大紀元日本語ウェブ)

ご寄付のお願い

クレジットカード決済

※銀行振込での単発寄付はこちら
関連キーワード
LINE NEWSに『中国の今を伝える 大紀元時報』を登録する方法
^