ファーウェイの投資は「略奪行為」ー米国務長官=伊紙

2020/10/06
更新: 2020/10/06

[ローマ 2日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は、訪問先のイタリアで地元紙レプブリカとのインタビューに応じ、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の投資について、通常の市場取引とは言えず、「略奪的な行為」だと批判、すべての国がファーウェイ製品を禁止する必要があると述べた。

同長官は「(ファーウェイの)投資は民間の投資ではない。(中国の)補助金を受けているからだ。このため、他の多くの企業とは違い、同社の取引は透明でも、自由でも、商業的でもない。(中国の)安全保障機構のためだけに行われている」と発言。

「(ファーウェイの投資は)略奪的な行為であり、どの国も許してはならないし、許すことはできない」と述べた。

同長官は欧州と米国が協力して、中国共産党の海外での計画を阻止する必要があると主張した。

ファーウェイはこれまで一貫して、米政府の主張を否定している。

Reuters
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