ニューヨーク郊外の映画館、25%の収容人員で再開=州知事

2020/10/19
更新: 2020/10/19

[ニューヨーク 17日 ロイター] – 米ニューヨーク州のクオモ知事は17日、ニューヨーク市以外の地域で、映画館の営業再開を10月23日から認可する方針を示した。新型コロナウイルス陽性率の14日間平均が2%以下、かつクラスター(集団感染)が発生していない郡に限定する。1館あたりの人数は収容可能人員の25%、最大50人までとする。

観客には着席時と飲食時以外はマスク着用を義務付ける。また映画館には、空気ろ過と換気の基準強化を求める。

同知事はこの方針と合わせ、ニューヨーク市ブルックリンやクイーンズなど一部地域で発生したクラスターについても、封じ込めに向けて進展しつつあるとの認識を示した。

ニューヨーク州の映画館を巡っては、業界団体からクオモ州知事に対し、早期の営業再開を強く求める書簡が送付されていた。

Reuters
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