トランプ・バイデン氏がラストスパート、中西部の激戦州で遊説

2020/11/01
更新: 2020/11/01

[デモイン(アイオワ州)/ウォーターフォード・タウンシップ(ミシガン州) 30日 ロイター] – 米大統領選まで残すところあと4日となった30日、再選を目指すトランプ大統領と民主党のバイデン大統領候補は激戦が見込まれる中西部州を回り、支持獲得に向けてラストスパートかけた。

トランプ大統領はミシガン州デトロイト郊外で集会を開催。「私に票を投じれば、ミシガン州における自動車業界の雇用やあらゆる職が維持され、創出される」と述べ、経済の舵取りについての手腕を強調した。また、バイデン氏の政策が同州の自動車業界の雇用を脅かすとも警告した。トランプ氏はその後、ウィスコンシン、ミネソタ両州に向かう。

バイデン氏はアイオワ州で遊説し、「あと4年、トランプ氏を大統領にする余裕はない」と支持者に呼び掛けた。バイデン氏も同日、ウィスコンシンとミネソタ両州を訪れる。

大統領選前日となる週明け11月2日には、バイデン氏は妻のジルさんと、ハリス副大統領候補夫妻と共に激戦州ペンシルベニアで最後の選挙戦を展開する。

フロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、期日前投票を済ませた有権者はこの日、8500万人を超えた。現時点で、投票率は2016年の60%を上回った。

Reuters
関連特集: 国際