[シドニー 10日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は10日、中国の一部や日本などアジアの新型コロナウイルス感染リスクが低い地域からの入国を認めることを検討していると明らかにした。
オーストラリアは3月に市民権または永住権の保有者以外の入国を禁止したが、10月にニュージーランドからの隔離なし渡航を解禁した。
モリソン氏はキャンベラで記者団に、米国や欧州からの渡航を認める意向はないとする一方で、台湾、日本、シンガポールに加え中国の一部など感染リスクの低い地域からの入国を許可する可能性があると述べた。
モリソン氏は3日連続で国内での新型コロナ感染が確認されていないと指摘した。
また失業手当の上乗せは金額を縮小するものの、来年3月末まで延長すると述べた。
現在、失業者には2週間ごとに815豪ドルが支給されているが、12月末に715豪ドルまで下げられる。
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