仏プランタン、コロナ禍で国内の一部店舗閉鎖へ=労組

2020/11/11
更新: 2020/11/11

[パリ 10日 ロイター] – フランスの高級百貨店プランタンが国内の一部店舗を閉鎖する。フランス労働総同盟(CGT)が10日、明らかにした。

感染拡大抑制のため政府が実施したロックダウン(都市封鎖)が小売店を直撃しているほか、世界的な海外渡航制限で観光客に依存する小売店は苦戦している。パリにあるプランタンのオスマン本店は、観光客への依存度が高い。

プランタンとして営業している19店舗のうち、北部ルアーブルと東部ストラスブールの店舗など4店を閉鎖する。パリのモールに出店している店舗や、スポーツ用品専門店「シタディウム」の3店も閉鎖対象となっている。

CGTによると、店員や本部従業員など、全社員の15%程度に当たる450人が失職する可能性がある。プランタンのコメントは得られていない。

Reuters
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