米、北京五輪への参加「未決定」 共和党からはボイコット要求も

2021/02/26
更新: 2021/02/26

[ワシントン 25日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサキ報道官は25日、2022年に開催される北京冬季五輪への米国の参加を巡り「最終決定していない」と明らかにした。

共和党議員の間からは、北京五輪のボイコットや開催地変更を求める声が上がっている。

トランプ前政権は1月、中国が新疆ウイグル自治区でウイグル族などイスラム教徒の少数民族に対し「ジェノサイド(民族大量虐殺)と犯罪」を犯したことを認定した。

サキ報道官は記者団に対し、米国オリンピック委員会が示す指針を見極めると述べた。今月3日時点では、北京五輪を巡る米国の計画に変更はないとの認識を示していた。

米国は冷戦中、1980年のモスクワ五輪をボイコットしている。

Reuters
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