米上院、ラウズ氏のCEA委員長指名を承認 黒人初

2021/03/03
更新: 2021/03/03

[ワシントン 2日 ロイター] – 米上院は2日、バイデン大統領が大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長にセシリア・ラウズ氏を指名した人事を承認した。黒人エコノミストとして初のCEA委員長となる。

賛成95、反対4という超党派の圧倒的支持で承認された。

ラウズ氏はプリンストン大学の労働経済学専門エコノミスト。オバマ政権時代の2009─11年にCEA委員を務めた。

指名承認公聴会では、格差を是正し、より公平な経済を実現するため取り組む考えを表明していた。

バイデン政権では、イエレン財務長官や2日に承認されたレイモンド商務長官ら女性が主要な経済ポストに起用されており、ラウズ氏もその1人。

Reuters
関連特集: 国際