大紀元時報

北朝鮮、25日に新型戦術誘導ミサイルを発射=KCNA

2021年03月26日 11時16分
3月26日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は、同国が25日に新型戦術誘導ミサイルを発射したと伝えた。写真は北朝鮮の国旗。韓国のパジュから2018年4月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)
3月26日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は、同国が25日に新型戦術誘導ミサイルを発射したと伝えた。写真は北朝鮮の国旗。韓国のパジュから2018年4月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 26日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は26日、同国が25日に新型戦術誘導ミサイルを発射したと伝えた。

KCNAによると、新型ミサイルは既存技術に基づき、弾頭重量を2.5トンに改善させたもの。試射した2発は600キロ離れた目標を正確に打撃したという。一方、日韓当局はミサイルが約420─450キロ飛行したとしている。

発射に立ち会った李炳哲(リ・ビョンチョル)朝鮮労働党書記は「この兵器システムの開発は国の軍事力を増強し、あらゆる種類の軍事的脅威を抑止するうえで非常に重要」と述べた。

国営メディアは、黒白に塗られたミサイルの打ち上げ時の様子を写した写真を公表した。

米ジェームズ・マーティン不拡散研究センター(CNS)のミサイル専門家は、北朝鮮が発射したミサイルが昨年10月の大規模軍事パレードで披露されたものではないかとみている。

CNSのジェフリー・ルイス研究員は、もしそうであれば、25日に発射されたミサイルは以前に発射実験が行われた「KN─23」ミサイルの改良型であり、「非常に大きな弾頭」を搭載したものである可能性が高いと指摘した。

「KN─23」は2019年5月に初めて発射された北朝鮮の短距離弾道ミサイル(SRBM)で、ロシアのSRBM「イスカンデル─M」に酷似していることから、他国の支援を受けて開発された可能性が指摘されている。

ルイス氏はまた、2.5トンの弾頭重量について、韓国が昨年8月に同国の最新SRBM「玄武(ヒョンム)4」が「世界最大」の2トンの弾頭を搭載していると発表したことに対抗したものかもしれないとの見方を示した。

KCNAは、今回の実験では、ミサイルの探知や撃墜を困難にする「低高度滑空型飛行モード」の能力が確認されたとしている。

また、KCNAの報道からは金正恩朝鮮労働党総書記が、ミサイル発射に立ち会わなかったことがうかがえる。

国営メディアは26日、金総書記が平壌で新型の旅客バスを視察している様子を捉えた写真を公開した。撮影日は不明。

金氏は、ミサイル・核開発を巡る国際的な制裁や自然災害、新型コロナウイルス感染予防策などで経済が打撃を受ける中、国民の生活水準を向上させると表明している。

*アナリストのコメントなどを追加しました

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