バイデン氏、プーチン氏に人権尊重要請へ 6月首脳会談で

2021/05/31
更新: 2021/05/31

[ウィルミントン(米デラウェア州) 30日 ロイター] – バイデン米大統領は30日、ロシアのプーチン大統領と6月に開く会談で、人権を尊重するよう求める意向を表明した。

メモリアルデーの演説で「数週間後にジュネーブでプーチン大統領と会談し、われわれが人権乱用を支持せず、容認しないことを明確にする」と語った。

マイクロソフトは27日、2020年に米ソフト会社ソーラーウインズの顧客にハッカー攻撃を仕掛けた「ノーベリウム」というロシアとつながりのある集団が現在、政府機関、シンクタンク、コンサルティング会社、非政府組織(NGO)を標的にしているとの見方を示した。

しかし、ホワイトハウスは28日、米ロ首脳会談を予定通り行う方針を示した。

ロシアは、ハッカー攻撃に関する情報はないとしている。

ホワイトハウスによると、両首脳は米ロ関係の「予測可能性と安定性」を取り戻すため、あらゆる問題について協議する。

Reuters
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