大紀元時報

米英首脳が会談、ジョンソン氏「新鮮な息吹を感じる」と称賛

2021年6月11日 12時26分
6月10日、ジョンソン英首相(写真義)は訪英中のバイデン米大統領(同左)と主要7カ国(G7)首脳会議が開かれる英南西部コーンウォールで会談した。コーンウォールで代表撮影(2021年 ロイター)
6月10日、ジョンソン英首相(写真義)は訪英中のバイデン米大統領(同左)と主要7カ国(G7)首脳会議が開かれる英南西部コーンウォールで会談した。コーンウォールで代表撮影(2021年 ロイター)

[カービスベイ(英イングランド) 10日 ロイター] - ジョンソン英首相は10日、訪英中のバイデン米大統領と主要7カ国(G7)首脳会議が開かれる英南西部コーンウォールで会談した。ジョンソン氏は、気候変動や新型コロナウイルス対策、安全保障といった世界が抱える様々な問題で同盟国と協力していくバイデン氏の姿勢について、「新鮮な息吹を感じる」と称えた。

ジョンソン氏は会談後、バイデン氏についてトランプ前大統領との明確な対比はしなかった。ただ、ジョンソン氏のコメントからは、バイデン氏がトランプ氏よりもはるかに多国間協議を重視していることがうかがえる。

ジョンソン氏は1時間20分にわたった会談について「新鮮な息吹を感じる」と述べ「長い会談で、幅広い分野の問題を議論した」とし、「これは新しい事であり、興味深い。われわれはともに取り組んでいる」と強調した。

両首脳は会談後、共同会見を行わなかった。ジョンソン氏は英国内のメディア取材に応じ、バイデン氏は低所得国向けに新型コロナウイルスワクチン5億回分を寄付する計画を明らかにした。

会談後発表された共同声明によると、両首脳は、民間航空機補助金を巡る紛争解決や英領北アイルランドを巡る和平合意維持に向けた取り組みを再確認した。

<北アイルランド問題>

自身がアイルランド系の血筋であることを誇りにしているバイデン氏は、英国とEUの貿易を巡る緊張の高まりにより、1998年の北アイルランドに関する和平合意「ベルファスト合意」が台無しになることを懸念している。

サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は英国へ向かう大統領専用機で記者団に対して、バイデン氏は和平合意に「確固たる信念」を持っていると語り、合意を損ねるようないかなる措置も好ましくないとの考えを示した。

ジョンソン氏は、ベルファスト合意順守の必要性で米国との認識は一致していると説明。バイデン氏が北アイルランドの状況についてはっきりと懸念を示したかとの質問には「示さなかった」と答えた。

その上で、米英およびEUの間には、ベルファスト合意を順守し、和平プロセスのバランスを保つことが必要だとの共通認識があると説明した。

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