ベラルーシ五輪選手、亡命先のポーランドで夫と再会

2021/08/06
更新: 2021/08/06

[ワルシャワ 5日 ロイター] – 東京五輪の陸上女子ベラルーシ代表で、本国の帰国命令を拒否したクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手が5日、亡命先のポーランドで夫のアルセニ・ジュダネビッチ氏と再会した。

ワルシャワに拠点を置くベラルーシの反体制政治家、パーベル・ラトゥシュコ氏が5日夜、ロイターに対し、ジュダネビッチ氏がワルシャワに到着し、ツィマノウスカヤ選手と再会したと明らかにした。

ツィマノウスカヤ選手は4日にウィーン経由でワルシャワに到着。ワルシャワで行った記者会見で「ここで安全だと感じている。多くの人が支援してくれており、陸路でポーランドに向かっている夫を待っている」と述べていた。

ジュダネビッチ氏はツィマノウスカヤ選手が東京でポーランド大使館に亡命を求めたことを受けベラルーシを出国し、ウクライナ経由でポーランドに向かっていた。

Reuters
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