アフガン首都で爆発、複数の民間人が死亡 タリバンを攻撃か

[カブール 3日 ロイター] - アフガニスタンの首都・カブールにあるモスク周辺で3日、爆発があり、複数の民間人に死傷者が出た。モスクでは、イスラム主義組織タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官の母親を追悼する行事が行われていたという。追悼式の関係者が明らかにした。

犯行声明は、確認されていない。首都での爆発では8月の駐留米軍撤退完了以降、最も深刻な事態となる。

関係者によると、爆発はモスクの入り口付近で発生した。

負傷者が治療を受けている病院では、タリバンの司令官らが献血している様子が見られた。メディアのアクセスは厳しく制限されている。

爆発から数時間後に現地メディアは、カブールの北側に位置する地域で激しい銃撃戦があったと報じた。住民によると、爆発音と銃声が聞こえたという。ロイターは、誰が関与したかについて確認できていない。

ムジャヒド報道官は爆発が起きたことを確認したが、最近亡くなった母親の追悼式がモスクで行われていたという情報についてはコメントを控えた。

爆発を目撃したというタリバンの兵士は、2人が死亡し、8人が負傷したと語った。爆弾を使った攻撃とみられ、犯人2人のうち1人は死亡、もう1人は拘束されたという。

現地メディアは内務省の発表として8人が死亡、20人が負傷したと伝えている。ただ、タリバン関係者は匿名を条件に最終的な死傷者の数はもっと多いと述べた。

アフガンではタリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」(IS)系の現地組織が、これまでのタリバンへの攻撃で犯行声明を出している。