中国電子商取引最大手アリババ集団の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏(Getty Images)

ジャック・マー氏、香港滞在中か=報道

中国政府が昨年10月、電子商取引最大手のアリババへの締め付けを強めてから、創業者のジャック・マー氏はほとんど公の場に姿を現していない。

2人の関係者がロイターに語ったところによると、マー氏は現在、香港に滞在しており、ここ数日で複数のビジネスパートナーと会談したという。

関係者によると、マー氏が香港を訪れるのは昨年10月以降初めてだとしている。

マー氏の主な居住地は中国の杭州市で、アリババも同市に拠点を置いている。マー氏は香港でも少なくとも別荘を1棟所有しており、また香港に一部の業務もある。

昨年10月、アリババ傘下の金融会社アント・グループの上海と香港の証券取引所での新規公開株式(IPO)の数日前、マー氏は金融規制当局の政策が現実とかけ離れていると政府を批判した。

その結果、史上最大規模となる見込みだったIPO計画は中国当局によって中止に追い込まれ、事業の見直しを求められた。

それ以降、マー氏の動向はわからなくなった。

当時、マー氏はただ「控えめ」に行動していただけだ、と情報筋は米CNBCに明かした。

今年6月、アリババの副会長の蔡崇信氏は5月、マー氏について、「趣味の絵描きを楽しんでいる」と話した。

今年4月、中国当局は、マー氏が創業したアリババグループが独占禁止法に違反したとして28億ドル(約3050億円)の罰金を科した。

(翻訳編集・李凌)