2009年3月15日、ニミッツ(Nimitz)級の原子力空母カール・ヴィンセンがインド洋を航海(Petty Officer 2nd Class Dusty Howell/US Navy/Getty Images)

中国、新疆で米空母の模型を新たに確認=報道

米海軍専門メディア「米海軍研究所ニュース(USNI News、以下はUSNIニュース)」は9日、新しく入手した衛星画像の中に、中国新疆ウイグル自治区の砂漠で、米軍の空母をかたどったミサイル標的が映っていると報じた。7日にも同様の標的が確認されたばかりだ。

USNIニュースは、マクサー・テクノロジーズの新衛星写真に基づいて、新たに米海軍の空母1隻(フォード級)の模型を見つけたという。この模型が設置されている射撃実験場は、7日に報じられた実験場から約300マイル(約483キロ)離れた場所にある。

USNIニュースは7日、米衛星会社「マクサー・テクノロジーズ」の衛星写真を分析し、中国のタクラマカン砂漠で米海軍の空母1隻と駆逐艦2隻の実物大の模型が設置されていると伝えた。

この2つのミサイル標的には、「地図上で空母の模型が同じ方向に向き、あたかも護衛艦隊のように配置されている」という共通の特徴がある。今年6月25日前後に、同模型の建設が始まったとUSNIニュースは推測した。

新たに発見された空母の模型は、実物大ではないという。全長173メートルで、米海軍のニミッツ級空母の半分ほどの大きさである。

USNIニュースは、米国防総省の最新報告書を引用し、中国軍が極超音速ミサイルや「空母キラー」と呼ばれる対艦弾道ミサイルを含む最先端兵器の導入を加速していることを警告した。

同報道は、中国当局が標的を内陸部に設置したことで、ミサイルを中国領で飛行させ、周囲の空域をより細かく制御できるというメリットがあるとした。

また、報道は、海から遠く離れた場所でミサイル発射実験を行うことによって、他国の海軍が海底からミサイルの破片を回収し分析することを避けることができると指摘した。

(翻訳編集・張哲)