中国、人民大・南京大などが世界大学ランキングから脱退表明

2022/05/11
更新: 2022/05/11
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中国の名門大学、中国人民大学や南京大学などが相次いで、世界の大学ランキングから脱退すると発表した。専門家は、中国の大学も国際社会との切り離しが進んでいると指摘した。

北京大学経済学部の元教授、夏業良氏は9日、米ラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、中国人民大学が世界の大学ランキングから脱退したのは、習近平国家主席が4月末に同大学を視察したことと関係する可能性があるとの見方を示した。

中国官製メディア「新華網」の報道では、習近平氏は視察の際、中国の大学を世界トップレベルの教育機関に育て上げるには「単に外国の大学をモデルにし、他人の真似をしてはいけない」と話した。同氏はまた、中国の大学は「(共産)党と国家のために人材を育成すべきだ」と強調した。

夏氏は「習氏の発言は政治的な意味合いが強い」と指摘したほか、「習近平政権が発足して以降、中国は西側との切り離しを加速してきた」と示した。

一方、中国でトップクラスの中国人民大学は、米ニューズ&ワールド・レポートが発表した2021年版世界大学ランキングで、1300校のうち599位となっている。米タイムズ・ハイアー・エデュケーションが発表した2021年版世界大学ランキングでも、1527校のうち601位と不振。

メンツのためランキングから脱退したとの指摘もある。

中国人民大学、南京大学のほかに、蘭州大学も脱退を決めた。

張哲
張哲