mRNAワクチン、血管や臓器にダメージ「反論の余地のない証拠」=研究結果

2022/09/17
更新: 2022/09/18
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微生物学者のマイケル・パーマー博士とスチャリット・バクディ博士は、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンが血管や臓器の損傷を引き起こすという「反論の余地のない因果関係」を発見したと述べた。一方、非営利団体Health Feedbackは「科学的根拠のない神話」だと反論している。

両氏の研究はドイツの病理学者アルネ・ブルクハルト博士とウォルター・ラング博士の知見に基づいている。

以下は、その結果の要約である。

1. mRNAワクチンは注射部位にとどまるのではなく、全身を巡り、さまざまな臓器に蓄積される。

2. mRNAベースのコロナワクチンは、多くの臓器でSARS-CoV-2スパイクタンパク質の長期的な発現を誘導する。

3. ワクチンによって誘発されたスパイクタンパク質の発現は、自己免疫反応により引き起こされる炎症に類似した症状を誘発する。

4. ワクチンによって誘発された炎症は、臓器損傷を引き起こし(特に血管に)、時には致命的な結果をもたらすことがある。

ワクチンの副反応について研究するシェリー・テンペニー博士は、エポックタイムズにこう述べている。

「今回の研究では、使用した染色の種類によって、スパイクタンパク質が心臓、卵巣、肝臓、脾臓、そしてさらに精巣に行き渡ることが示された」

「これは多臓器不全や女性の不妊症につながる要因だ」

また、「これらのワクチン接種が引き起こす損傷については、多くの仮説があった。しかし、これらの病理学的スライドと特定の免疫組織化学染色法によって、バクディ博士とパーマー博士は、スパイクタンパク質が、すべての臓器に速やかに広まることを証明した」と付け加えた。

コロナウイルスワクチンを研究する毒物学者のジャンシ・リンゼイ博士によると、今回の研究で最も重要な点は、ファイザーのコロナワクチンが細胞のDNAに転写される可能性があるとするマーカス・アルデン博士らの研究結果(イン・ビトロ)を「裏付ける」ことにあるという。

イン・ビトロ(in-vitro)とは、ラテン語で「ガラスの中で」という意味で、試験管や培養器などの中でヒトや動物の組織を用いて、薬物の反応を検出する試験のことを指す。対立する概念としてイン・ビボ(in-vivo)がある。これは生体内や細胞内での薬物の反応を検出する試験を意味する。

ワクチンが速やかに体内を循環することは、ファイザー社の動物実験でも確認されている。

「死亡したワクチン接種者の組織検査を行なったところ、遺伝子ワクチンを接種してから9カ月後にもスパイクタンパク質が発現していることが判明した」とリンゼイ氏はエポックタイムズに語った。

上記のようなことが起こり得るのは、以下の3つの場合だとリンゼイ氏は説明する。

1. mod-mRNA(ヌクレオシド修飾メッセンジャーRNA)が9カ月後も体内に残っている。

2. (アルデン氏の研究で示されたように)mRNAがゲノムに組み込まれている

3. 最近、予防接種を受けた人からmRNAが感染した。

パーマー氏とバクティ氏は、「利用可能な限られた実験研究(20152018)」には、注入されたmod-mRNAが 「注入後数日から数週間」で分解すると示されていると指摘。

しかし、「これは、観察された長期間の発現と折り合いをつけるのが難しく、何らかの形で、遺伝情報はイン・ビボ(生体内)で存続するようだ」と述べた。

リンゼイ氏は「ワクチン接種から9カ月後にスパイクが発現するという彼らの発見は、スパイクタンパク質をコードするmRNAが細胞のゲノムに統合されているか、あるいは、分解されるはずのmod-mRNAが数カ月後も細胞内に安定的に残っていることを示している」と述べた。

「このようにスパイクタンパク質が恒常的に発現していると、免疫系が疲弊を起こし、最終的にはスパイクタンパク質に反応しなくなったり、または耐性を生じさせ、スパイクタンパク質が媒介する無数の損傷を引き起こす可能性がある」と付け加えた。

 

方法

前出のブルクハルト博士は、病理組織診断と免疫組織染色を用いて研究を行なった。

この手法については、研究の中で次のように説明されている。

「スパイクをコードするmRNAを脂質でコーティングしたワクチン粒子が体細胞に入り込むと、細胞内でスパイクタンパク質が合成され、細胞表面に運ばれる。そこで、スパイク抗体によって特異的に認識される」

「結合していない抗体分子を除去するために組織検体を洗浄した後、結合した分子は、ホースラディッシュ・ペルオキシダーゼなどの二次抗体の標識酵素と結合した二次抗体で検出することができる」「さらに洗浄工程を経て、酵素によって不溶性の褐色色素に変換された水溶性前駆体色素と共に検体をインキュベートする。するとこれによりシグナルが大幅に増幅され、各酵素分子は高い解像度の染色像を得ることができる」
 

画像3:ウイルスタンパク質の発現は、免疫組織染色で検出することができる (Michael Palmer、MD、Sucharit Bhakdi、MD)

 

ブルクハルト博士は上記の画像3について「ファイザーワクチンを接種後、上記のプロトコルに従った2つの細胞が表示されている。強い茶色の染色は、細胞が実際にスパイクタンパク質を生成していたことを示している」と述べた。

ワクチン注射後の肩の筋肉におけるスパイクタンパク質の発現 (Michael Palmer、MD、Sucharit Bhakdi、MD)

反論

世界保健機関(WHO)が主導するVaccine Safety Netプロジェクトに参加するHealth Feedbackは3日、これらの主張は「根拠がない」と述べた。

「コロナワクチンからのmRNAが長期的に体内に残るという考えは、科学的根拠のない神話だ」とWHOのファクトチェック部門は強調した。

「ワクチンからのmRNAは壊れやすく、注射されたあと急速に分解されていく。コロナワクチンで生成されたスパイクタンパク質は、体内で作られる他のタンパク質と同様に、体内に残る期間は最大で数週間だ」

 

血管の炎症

第二の発見は、血管内の炎症と内皮細胞の損傷という内皮障害の観察である、とリンゼイ氏は言う。

「スパイクタンパク質が引き起こす病気は内皮の病気であり、心筋炎などの要因になる」とテンペニー氏は指摘した。
 

ワクチン接種後の小血管の内皮剥離 (Michael Palmer、MD、Sucharit Bhakdi、MD)

心臓専門医のウェイド・ハミルトン博士は、この研究に対してエポックタイムズに次のようにコメントしている。

「最初の13項目は、コロナワクチンの使用を中止させる大きな理由となる」

「項目14(アルデン研究)は、このワクチンが接種者のDNAに変化を生じさるほか、その子孫のDNAを変化させる可能性に関わるもので、大きな懸念材料だ」

一方、ハミルトン博士はアルデン博士らの研究結果について、疑問点もあるとし、以下の3点を挙げた。

1. この研究で使用されたmRNAの用量は、コロナワクチンのmRNAよりも多い。

2. アルデン博士の研究はイン・ビトロ試験(イン・ビボ試験ではない)であり、通常のヒトの免疫や化学的保護が存在しない。

3. 実験に使用された肝細胞は肝癌細胞であり、逆転写酵素に対する反応は典型的なものではないかもしれない。

「アルデン博士らの論文へのコメントで質問したように、コロナウイルスに感染した人のDNAまたはmRNAの持続的な部分が、コロナ後遺症の原因として循環スパイクタンパク質の持続につながる可能性がある。さらに、コロナワクチンによっても、類似のメカニズムで同じ症状が出る可能性がある」と付け加えた。

 

ブルクハルト博士とラング博士

パルマー氏とバクディ氏の報告書によると、ブルクハルト氏とラング氏は、コロナワクチンを接種して数カ月あるいは数日後に死亡した人々の多くのケースを研究したという。

これらすべてのケースで、死因は「自然死」または「不明」と記録されていた。

最近、エポックタイムズは、全国の何人かのエンバーマーが、遺体に多くの大きな、時には非常に長い、「繊維状」でゴム状の塊を確認していると報じた。一部の医師は、これらの血栓がワクチンと関係していると考えている。

※2022年9月18日 文中に出典元ページへのリンクを付与しました。
 

Epoch Times記者。NYCエリア担当。