加来武宜衆院議員の子供2人、交通事故で軽傷 軽ワゴン歩道に乗り上げ

2023/12/29
更新: 2023/12/30

29日午後3時半ごろ、千代田区有楽町日比谷交差点で軽ワゴン車が歩道に乗り上げ、幼児2人に接触した。幸い軽傷に留まった。のちに、加来武宜(かく たけよし)衆院議員(日本維新の会)が、被害に遭ったのは自身の子供2人であったと公表した。

加来氏によれば、同氏の妻と息子(3歳)、ベビーカーに乗せた娘(1歳)が交差点で信号待ちをしていたところ、突然軽ワゴン車が突っ込んできた。息子は直撃を避けられたものの「1メートル程度、前方に吹き飛ばされた」という。娘は「植え込みに突っ込み、ベビーカーのガードでお腹を軽く打つ」軽傷を負った。

報道によると、子供2人は軽傷だが病院に搬送された。母親にケガはなかった。運転手の男性は「日差しがまぶしくて運転操作を誤った」と話している。

加来氏は、交差点での立ち位置があと数十センチ道路に近ければ「3人とも直撃で命はなかったかもしれない」と妻の心境をXで明らかにした。このほか、救急隊や救護活動に携わった関係者に謝意を表した。

事故に関して、加来氏は交通事故の加害者も被害者も不幸にしかならないと指摘し、事故をゼロにすることは現実には不可能だと述べつつ、AIカメラなど先端技術の活用や、街の安全性を高める必要性を強調。交差点での安全対策として、道路から離れること、ベビーカーのシートベルト着用を推奨した。

日本の安全保障、外交、中国の浸透工作について執筆しています。共著書に『中国臓器移植の真実』(集広舎)。
関連特集: 社会