SNS上で拡散された動画をきっかけに、記者たちが「高市早苗氏を陰で貶めていた疑惑が浮かび上がった。

記者会見直前に記者らが「支持率を下げてやる」などと笑い合う様子が映っていた画像がSNS上で拡散された。日本テレビの配信では、その記者たちのやり取りが番組では入っていない。この問題について、日本テレビは説明はしていない。

前参議院議員の浜田聡氏はこの問題に強い懸念を表明し、声明を発表している。

浜田氏は声明で「記者会見は国民に情報を伝える公式の場であり、こうした発言は明らかな偏向と悪意を示すもの」と非難。報道の自由を盾にした「政治的誘導」が行われれば、国民の知る権利が脅かされると強調した。

また浜田氏は、今回の件を「氷山の一角」とし、NHKや民放を含む大手報道機関の政治的バイアスを厳しく批判。報道機関が取るべき姿勢として以下の3点を挙げた。

公正性：事実に基づく報道を徹底し、個人的意見や政治的意図を排除すること

透明性：取材過程や情報源の明示、誤報や偏向があった場合の迅速な訂正と謝罪

倫理遵守：記者クラブ制度など、偏向を生む構造的要因の改革

浜田氏は「国民はこうした偏向に気づき始めている」と指摘し、信頼回復には早期の説明と対応が必要だと訴えた。