中国共産党を抑止 台湾初の自国産潜水艦が初の潜航試験を実施

2026/01/30
更新: 2026/01/30

中国共産党による絶え間ない妨害や干渉にもかかわらず、中華民国は自国産潜水艦の建造に成功した。30日、潜水艦「海鯤(ハイコン)」が初の潜航試験を実施した。今回の試験では水深50メートルまで潜航し、推進システムやソナーなどの設備を確認する予定である。試験が順調に進めば、今後はさらに潜航深度を深め、戦闘システムの検査を実施し、今年6月の引き渡しを目指す。

「海鯤」はゆっくりと高雄港を出港し、左営沖へと向かった。港には早朝から多くの軍事ファンが詰めかけ、国産潜水艦の歴史的な瞬間を見守った。

台湾の市民:「試験がすべて順調に成功することを願っている」

今回の試験では、主に圧力殻の耐圧性能、ソナー、および推進システムの検証が行われる。

逢甲大学 紀東昀(キ・トウイン)兼任助理教授:「潜水艦は、一隻で水上艦隊全体を牽制できる戦略的兵器だ。戦闘機のような戦術的兵器とは性質が全く異なる。強力な抑止力を持ち、守勢から攻勢へと転換できる装備であるため、中国共産党は台湾の潜水艦取得を必死に阻止しようとしてきたのだ」

台湾の潜水艦調達は困難を極めた。中国共産党は装備の商用購入を妨害するなど、包囲網を敷いて干渉を繰り返してきた。当初、海軍への引き渡しは昨年11月の予定だったが、スケジュールは今年6月へと延期されている。これに対し立法委員(国会議員)は、すべては安全を考慮した結果であり、台湾が水中戦力を獲得し防御力を高めることを歓迎すると述べた。

王定宇(オウ・テイウ)立法委員:「本日、海鯤が水深50メートルの浅層潜航試験を無事に完了したことは、台湾の潜水艦国産化における非常に重要なマイルストーンだ。今後は異なる深度での試験、魚雷発射や戦闘システムの評価が控えている。これらすべてが完了して初めて、海軍へ引き渡され、実戦力となる」

建造を担当した台湾国際造船(台船)は前日、他国の新造潜水艦と比較しても、「海鯤」の工期は決して長くはなく、むしろ早い部類に入ると説明した。また、建造費用も中程度の価格帯に収まっているとし、潜水艦の国産化政策に対する各界の支持を求めた。

劉姿吟
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