トランプ米大統領 地球外生命体やUFO関連の情報公開を各省庁に指示

2026/02/20
更新: 2026/02/20

トランプ米大統領は2月19日深夜、SNS「トゥルース・ソーシャル」で、地球外生命体および関連現象に関する情報の公開を各省庁に指示すると明らかにした。

トランプ氏は、「非常に大きな関心が寄せられていることを踏まえ、私は戦争長官および関係する各省庁に対し、エイリアンおよび地球外生命体、未確認航空現象(UAP)、未確認飛行物体(UFO)に関する政府文書、ならびにこれらの極めて複雑でありながら非常に興味深く重要な問題に関連するあらゆる情報の特定および公開手続きを開始するよう指示する」と投稿した。

この投稿は、オバマ元大統領がアメリカの番組で地球外生命体について言及したことを受けたものとみられる。

オバマ氏は、宇宙人は実在するのかと問われた際、「彼らは実在するが、私は見ていないし、エリア51に保管されてもいない。巨大な陰謀があってアメリカ大統領に隠しているのでなければ、地下施設も存在しない」と答えた。地球外生命体の存在を肯定した最初のアメリカ大統領となった。

この発言が拡散した後、オバマ氏はインスタグラムへの投稿で、「宇宙のどこかに生命が存在すると推定されるが、地球に宇宙人が訪問した可能性は低い」と述べた。また、大統領在任中に宇宙人との接触を示す証拠は見なかったと語っている。

19日、大統領専用機「エアフォースワン」の機内での記者団とのやり取りで、トランプ氏はオバマ氏の発言について問われ、「機密情報を漏えいしている」と批判。「彼はそんなことをすべきではない」と述べた。

さらにトランプ氏は、宇宙人の存在については「特に意見はない」としつつ、「多くの人々は信じている」と語り、米FOXニュースの記者に信じるかどうかと問いかけた。

記者が「大統領には望むものを機密解除する権限があるから、もし発表したいのであれば」と答えると、トランプ氏は言葉を遮り、「私が機密解除すれば、(オバマ氏を)救えるかもしれない」と話した。

「未確認空中現象タスクフォース」の設置

トランプ政権第1期中、アメリカ政府は「未確認空中現象(UAP)タスクフォース」を設置した。

2020年8月4日付の当時の国防総省の声明によれば、「未確認空中現象タスクフォース(機動部隊・特別対策チーム)」は未確認航空現象の性質および起源に関する理解を深めることを目的に設立した。任務は、国家安全保障上の脅威となり得る未確認航空現象の検知、分析、分類することである。

2021年には、未確認航空現象がもたらす脅威評価およびタスクフォースの進捗状況をまとめた報告書を議会に提出した。しかし、信頼性の高い情報が不足していたため、未確認航空現象が地球外起源であるかどうか、その性質や意図について結論を出すことはできなかった。

報告書は、一部の未確認航空現象が「異常な飛行特性」を示したとしながらも、それは「センサー誤差、偽装、あるいは観測者の誤認」による可能性があると指摘している。

英語大紀元記者。担当は経済と国際。