大邱の中国人女子留学生殺害事件 警察が遺体の一部を発見

2026/08/31
更新: 2026/08/31

韓国の大邱カトリック大学を卒業したばかりの中国籍の女子留学生Aさんが、同大学の中国籍講師、鄭容疑者に殺害され、遺体を切断された。韓国警察は最新の捜索で、Aさんの遺体の一部を発見した。

韓国警察は8月30日、鄭容疑者が供述した遺体の遺棄場所を捜索した結果、慶尚北道慶山市で遺体の一部を発見したと明らかにした。

警察は前日の29日、鄭容疑者が遺体の遺棄場所として、慶山市河陽、慶州市、京畿道軍浦市など複数の場所を供述したと説明した。警察は鄭容疑者を車に乗せ、これらの地域を回りながら遺体を捜索している。今後も捜索を続け、可能な限り遺体の残りの部分を発見する方針である。

韓国警察はまた、鄭容疑者の移動経路に関するGPSデータをすでに入手し、犯行前の行動を分析していると明らかにした。ただ、供述の具体的な内容や犯行動機については、現時点では公表できないとしている。

被害者Aさんの家族は28日に韓国へ入国し、警察の事情聴取を受けた。警察は翌週、鄭容疑者を検察に送致する見通しだが、具体的な日付はまだ決まっていない。

一方、中国のインターネット上では、鄭容疑者を中国へ引き渡し、厳罰に処すよう求める声が高まっている。鄭容疑者が過去に学生へセクハラをした疑いや、卒業証書を利用して学生に圧力をかけていたとの告発も出ている。

韓国メディアの報道を総合すると、Aさんは8月20日、友人と別れた後に大邱へ向かい、その後、連絡が取れなくなった。鄭容疑者はその後、自ら警察に通報し、交際相手が行方不明になったと説明したが、供述には複数の不審な点があった。警察は8月25日、鄭容疑者の自宅を捜索してAさんの遺体を発見し、その後、鄭容疑者を主要な容疑者とした。

鄭容疑者は現地の病院で勤務する一方、大邱カトリック大学の非常勤講師を務め、Aさんが在籍していた大学院の授業を担当していたという。防犯カメラの映像には、2人が20日未明に一緒に鄭容疑者の自宅へ入る様子が記録されていた。同日夜には、鄭容疑者が一人で自宅を出ており、その際、一時的に女性用の服に着替え、顔を隠していた。

安景