中国 観光地に広がる「買わない旅行」

中国の観光地 「買ったら負け3点セット」

2026/10/06
更新: 2026/10/06

中国のネットでいま話題の「観光地で買ったら負け3点セット」をご存じだろうか。

その正体は、観光地でよく見かけるハンドクリーム、ご当地マグネット、ご当地アイスの3つ。

なぜ「買ったら負け」なのか。若者たちは口をそろえて、「高い」「どこの観光地にもある」「地名や包装を変えただけ」と不満を漏らしている。

そして今回の大型連休、話は土産だけでは終わらなかった。

連休を前に、中国のネットでは「連休中は消費しない」という話題まで登場し、一時、同国SNS微博(ウェイボー)のトレンド1位になった。

連休になればホテルは値上がりし、道路は渋滞、観光地は人であふれる。そのうえ、売っているものは高くてコスパも悪い。

政府は大型連休を旅行や買い物につなげ、消費を盛り上げたい。ところがネットでは、そんな思惑に反発するように「出かけない」「買わない」「家で自炊する」「意地でも消費しない」といった声が広がった。

今回の大型連休も観光地は人、人、人。それでも中国のSNSでは、「客は来るのに売れない」と、土産店や商店からの悲鳴が目立っている。

人出は満員、財布は節約モード。「混んでいる=儲かっている」とはいかないのが、いまの中国の大型連休のようだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!