台湾・香港 上場しても安心できない中国企業

香港市場で中国企業が次々退場 上場の裏に不正疑惑

2026/10/19
更新: 2026/10/19

「上場企業なら、ある程度は信用できる」。そんな常識が通用しないケースが、香港の株式市場で相次いでいる。

今年に入ってから10月15日までに、香港株式市場では36社が上場廃止となった。その8割以上を中国本土の企業が占め、36社のうち25社は香港証券取引所による強制的な上場廃止だった。

なかには、まともな事業活動がほとんどなく、上場企業という看板だけを残した「ハコ企業」の疑いがある会社もある。

さらに、中国の人気茶飲料チェーン「茶百道」をめぐっては、上場時に投資家からの人気が高いように見せかけた疑いが浮上し、10月13日に株式取引が停止された。

香港市場では現在も、長期間取引が停止している企業が数多く残っている。

香港は中国企業が海外から資金を集める重要な窓口だ。しかし、立派な上場企業の看板があっても、その中身まで信用できるとは限らない。今回の問題は、中国企業に投資するリスクを改めて浮き彫りにしている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!