中国台山原発 燃料棒70本以上破損 設計ミスか=仏放射能NGO

仏NGOはこのほど、内部告発者からの情報として、今年6月に放射性希ガスの漏洩が報じられた中国広東省の台山原子力発電所について、破損した燃料棒が70本超と当初の発表である5本をはるかに上回っていると明かした。
2021/12/01

中国、台山原発1号機を運転停止 一部の燃料棒に「破損」

中国当局はこのほど、燃料棒に破損が見つかったとして、中国南部の広東省台山市にある原子力発電所、台山原発の原子炉1基を停止し、メンテナンスを行うと発表した。約1カ月半前、中国当局は、同原発で放射性物質漏れの可能性があるとする米メディアの報道を否定したばかりだ。
2021/08/02

燃料棒破損した中国・台山原発、親会社の仏電力公社「もしフランスなら止める」

中仏合弁会社が広東省で運営する台山原子力発電所では6月、燃料棒の破損による放射能漏れ事故が発生した。しかし、中国当局は重大事案とみなしておらず、運行継続を許可している。近日、原発を設計した仏企業の親会社である仏電力公社(EDF)は、もしフランスで台山と同じ問題が起きたならば、「止めて調査しているだろう」とコメントした。
2021/07/26