習近平の名前がエプスタイン文書に登場

2026/02/03
更新: 2026/02/03

米司法省が最近公開した大量のジェフリー・エプスタイン関連文書の中に、複数の外国要人の名前が含まれていることが判明した。その中に中国共産党(中共)のトップである習近平の名前も含まれており、世論の注目を集めている。

金曜日(1月30日)に放出された300万枚を超えるエプスタイン文書の中には、エプスタインが2015年11月にビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」の共同創業者リード・ホフマンに送ったメールが含まれていた。そのメールには、「アンドルー王子が中国へ行く予定だ。彼は習近平と長い時間を過ごした(spent a great deal of time with Xi Jinping)」との記述があった。

中国共産党の官報による過去の報道では、アンドルー王子は2016年4月と2018年5月の2回、北京の人民大会堂で習近平と正式に会見している。

2024年12月、中国人実業家の楊騰波(ヤン・テンボ)氏が中国共産党のスパイである疑いを持たれ、英国への入国を禁止された。楊氏はアンドルー王子と親密な関係にあり、これが原因で王子はスパイ疑惑の不祥事に巻き込まれることとなった。なお、楊氏は一貫してスパイ容疑を否定している。

当時のBBCの報道によれば、中国のスパイは英国の上院議員や著名な実業家、あるいは地域社会で影響力を持つ人物を頻繁にターゲットにしているという。王室メンバーにとって、自らを中共の標的にさらす行為は極めて賢明さを欠くものだ。

2025年4月、英国の裁判所はアンドルー王子の元上級顧問ハンプシャー氏の証言を公開した。そこでは、アンドルー王子と習近平の間に定期的な接触があったことが裏付けられた。それには、毎年習近平の誕生日に祝辞の手紙を送ることも含まれていた。楊氏は、アンドルー王子が習近平に送る私的な書簡の草案作成において助言を行っていた。

ハンプシャー氏の証言によると、楊氏は自身が設立した「ユーラシア基金」の問題について、英国国王と2度にわたり議論したという。この基金は、24億ポンドの国際融資を募ることを目的としていた。

さらにハンプシャー氏は、2022年4月に英国の情報機関MI5から呼び出しを受け、ユーラシア基金の問題について協議したと明かした。MI5は楊氏の身元や、彼がアンドルー王子に与える影響について明確な懸念を示したという。

2019年、アンドルー王子は、後に死亡した米国の金融家で性犯罪者のエプスタインとの親密な交際を巡り、厳しい監視の目にさらされた。王子は同年11月に公務から退いている。

陳鎮錦