トランプ イラン最高指導者に一言 「ハメネイ師はもっと警戒すべきだ」

2026/02/05
更新: 2026/02/05

ドナルド・トランプ米大統領は、新たなインタビューで、イランの核開発計画を巡るテヘランと米国の交渉が進む中、イラン最高指導者アリー・ハメネイ師は懸念すべき状況にあるとの認識を示した。

トランプ米大統領は2月4日に放送されたNBCニュースのトム・リャマス氏との映像インタビューで、「私は中東の平和を望んでいる。もし我々があの核計画を排除しなければ、中東に平和はなかっただろう」と述べた。

リャマス氏がハメネイ師は今懸念すべきかと質問したのに対し、トランプ米大統領は「非常に懸念すべきだ」と述べ「周知のとおり、イランは我々と交渉している」と付け加えた。

昨年、米軍とイスラエルは12日間に及ぶ空中戦の中でイランの核施設に空爆を実施し、イランはイスラエルおよび米国の資産に対してミサイルや無人機を発射した。

トランプ米大統領は、対空防御を回避可能な米国の大型戦略ステルス爆撃機B-2に言及し「あの見事なB-2爆撃機が目標に向かい、完全に破壊した」と述べた。トランプ米大統領は、当時イランは米国が介入しなければ1か月以内に核兵器を製造できる状況にあったとの認識も示した。

トランプ米大統領は、イランが核計画を再開しようとすれば、爆撃機を「再び送り込む」と警告した。

リャマス氏がテヘランが問題の計画を再開しようとしたかを質問したのに対し、トランプ大統領は「イランは核施設に戻ろうとしたが近づくことができなかった。完全な破壊だった」と述べた。

トランプ政権は、昨年の軍事行動後にイランが新たな核施設の建設を試みたことも把握し、これを受けてトランプ米大統領は新たな警告を発した。

トランプ米大統領はNBCのインタビューで、先月国内を揺るがした抗議活動と、その後の政権による弾圧にも言及し、人権活動家が数千人が死亡したと主張していると述べた。抗議活動の最中、トランプ米大統領は抗議者を支援するとし、イラン政権に対して交渉の場に着くよう求めた。

匿名の当局者の話として報じられた内容によれば、イランの核開発計画を巡る協議を2月6日に再開する予定である。ロイター通信は、抗議活動後の動きを受け、米国のスティーブ・ウィトコフ特使とイランのアッバス・アラグチ外相がイスタンブールで会談すると伝えた。

一方、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領はワシントンとの協議に応じる姿勢を示している。ペゼシュキアン大統領は週末にSNSで「脅迫や不当な要求のない適切な環境が整えば、尊厳、慎重さ、実利の原則に基づき、公平で公正な交渉を進めるよう外相に指示した」と述べた。

米中央軍司令部は2月3日、イランの無人機がアラビア海で米空母に接近したため、米戦闘機が撃墜したと発表した。米中央軍司令部は声明で、「この事案でアメリカ軍人に被害はなく、米国の装備にも損傷はなかった」と述べ、無人機が艦船に不必要に接近したため撃墜したと説明した。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。