インドネシアで、乗客・乗員243人を乗せたフェリー「Virgo Transport 8」がジャワ海で悪天候に遭遇し、連絡が途絶えた。船は東ジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンへ向かっており、当局は最後に確認された地点周辺へ救助隊と救助船を派遣し、捜索を続けている。
インドネシアの捜索救助当局は13日未明、乗客と乗員あわせて243人を乗せたフェリーが、悪天候の中、ジャワ海で連絡が途絶えたと発表した。当局は船の行方を捜している。
当局によると、フェリー「Virgo Transport 8」は12日、東ジャワ州のスラバヤを出港し、南カリマンタン州のバンジャルマシンに向かっていたが、その後、連絡が取れなくなった。
当局は声明で、「声明を発表した時点で船舶と連絡が取れず、所在も確認できていない」としている。
バンジャルマシンの捜索救助事務所のイ・プトゥ・スダヤナ所長は動画で、船の運航会社から「船が悪天候に遭遇した」との情報を受け、関係当局に通報があったと説明した。
初期情報によると、船が最後に確認されたのはジャワ海上で、バンジャルマシンの港からおよそ148キロ離れた海域だった。乗船者名簿によると、船には乗客と乗員あわせて243人が乗っていた。
これまでに、死傷者に関する公式な発表は出ていない。
当局は、バンジャルマシンのバシリ地区にある捜索救助の拠点に救助チームを派遣したほか、救助船1隻を船が最後に確認されたとみられる海域に向かわせた。
スダヤナ所長は、多くの人が乗っているとして、人員と資機材を総動員して捜索と救助に当たっていると説明した。
捜索救助当局は海事当局などの関係機関と連携し、捜索を進めるとともに、現場周辺の気象状況を確認しているという。
インドネシアは約1万7000の島から成る島しょ国家で、フェリーは人々の生活を支える重要な交通手段となっている。航空機より運賃が安く、多くの人に利用されている。
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