北京市内、鳥の死体が発見、鳥インフルエンザか

2005/11/26
更新: 2005/11/26

【大紀元日本11月26日】24日北京市内のビルで鳥の死体が発見され、検疫と公安など6部門が緊急出動し、周辺を消毒するとともに、検疫職員が鳥の死体を回収して解剖検査を行っている。中央社が伝えた。

北京京華時報によると、24日午前11時過ぎ、北京建国門外大街双子座ビル西側で鳩が墜落死し、その後、同ビル三階の平屋根においてもう一羽の死体が発見された。目撃者によると、鳩は10階余りの高さから転落し、肢を何度か痙攣させるとすぐに死んだという。

同区域にあったビル建物は、直ちに封鎖された。鳩が墜落死した地点の周囲10キロの範囲に警戒ラインが引かれるとともに、消毒が実施され、鳩の死体は密封保存された。鳩の死骸には何の外傷もなく、区牧畜獣医技術サービスセンターの検疫員は、サンプルを持ち帰り、解剖を行うという。