北京、リベリアに200万米ドル、米国に対抗か

2006/01/18
更新: 2006/01/18

【大紀元日本1月18日】アフリカ6カ国を歴訪中の中国外相李肇星は16日、西アフリカ・リベリアの首都モンロビアでサーリーフ大統領の就任式に参加した。情報筋によると、李外相は、200万米ドル(約2億3000万円)をリベリア新政府に贈呈した。

駐モンロビア中国大使館によれば、寄付金の一部は、リベリアの農業施設の支援および地元最大の体育センターの修繕に使用される予定。

中国外務省は十二日発表した、アフリカに対する外交の指針となる「対アフリカ政策文書」の中、アフリカ諸国に対する債務の減免や経済援助にも言及し、対アフリカ外交重視の姿勢を示している。

リベリアは2003年に台湾国交を断絶し、北京当局と国交を回復して以来、北京当局よりすでに2億米ドル(約230億円)を越えた援助を受けているという。北京当局は同支援によって、米国がアフリカにおける影響力に対抗するとみられる。

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