米共和党、下院院内新総務、ボーナー議員に決定

2006/02/05
更新: 2006/02/05

【大紀元日本2月5日】テキサス州における政治資金流用疑惑で起訴され、辞任した前共和党院内総務、トム・ディレイ氏の後任を選出する選挙米議会下院にて行われ、日本時間3日、ジョン・ボーナー氏が正式に選出された。

BBCの報道によると、同選挙の候補者は、ロイ・ブラント氏、ジョン・ボーナー氏およびジョン・シャデグ氏の3人であった。

ディレイ議員が起訴される前、共和党と深い関係を持つロビイストのジャック・エーブラモフ氏が脱税、詐欺などの罪で起訴された。エーブラモフ被告はこれまで、多額の献金、海外旅行などの過剰な接待で議員の買収を行ってきた疑いがもたれている。

エーブラモフ被告は起訴に対して罪を認め、米議会をめぐる議員らの汚職疑惑の捜査に協力すると示した。米司法省は現在、エーブラモフ被告と関係のあった20数人の共和党を中心とする議員および議員アシスタントたちに対して調査を進めているという。

BBCによると、ディレイ議員はこれまで、ブッシュ大統領の提案を国会で通過させる際に強い影響力を持っていたという。

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