台湾・パラグアイ両首脳、共同声明発表

2006/05/08
更新: 2006/05/08

【大紀元日本5月8日】中南米を歴訪している陳水扁・台湾総統は、陳唐山・総統府秘書長と黄志芳・外相を同伴、6日(現地時間)パラグアイのニカノル・ドゥアルテ大統領と首都アスンシオンで二国間の共同声明を発表した。

中央社によると、両国は、民主・平和・正義・人権の原則を尊重し、両国の人民と相互の国家主権を尊重、二国間の経済貿易を強化する。また、ドゥアルテ大統領は、国連や世界保健機関(WHO)など、国際機関への台湾加入を再度支持した。

(両国の)共同計画では、パラグアイの対台湾輸出を増加、企業団を派遣、貿易展覧会を共同開催、台湾企業の対パラグアイ投資を誘致するなどの内容が盛り込まれている。

両首脳は、民主政治が国家の安定、平和および発展への不可欠な条件であり、法治国家の体制と人権確立することが、唯一の政策であると共同認識した。また、国際平和を促進し、テロリズムや麻薬組織の活動を譴責、犯罪を共同抑止することで意見が一致、両国の衛生当局が交わした鳥インフルエンザ予防に関する覚書に満足の意を示した。

さらに、陳総統から台湾訪問を正式に招請され、ドゥアルテ大統領は快く受け入れた。訪問日程は外交ルートを通じて協議される。

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