麻生外相、中国首脳陣の訪日要請、来春実現か

2006/12/10
更新: 2006/12/10

【大紀元日本12月10日】麻生外相は12月9日、フィリピンのセブ市で中国の李肇星外相と会談を行い、胡錦濤国家主席と恩家宝首相に来春の日本訪問を要請した。これに対し、李外相は明確な回答はなかったが、謝意を示したという。BBCが伝えた。

今回の会談で、第2次世界大戦期間における日本の中国侵略について、日中両国の有識者それぞれ10人による歴史共同研究の初会合を12月26日および27日に北京で行うことに合意した。

両外相は、北朝鮮の核問題について意見を交換し、両国は緊密連携することによる6カ国協議の再開後、北朝鮮の核放棄を促す具体的な成果を目指すことに一致した。

安部首相は10月の訪中で、胡国家主席および温家宝首相に対して訪日を要請した。当時両氏は適当な時期に訪日することを示した。

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