大紀元時報
お家芸騒動

中国卓球、ボイコットの裏事情 派閥争いか=香港紙など

2017年06月29日 13時11分
写真は世界ランキング1位の馬龍(マーロン)選手。中国のスター選手3人は23日、中国卓球代表の劉国梁・総監督の解任への抗議とみられる理由で、同国の成都で行われた国際大会をボイコットした。(GettyImages)
写真は世界ランキング1位の馬龍(マーロン)選手。中国のスター選手3人は23日、中国卓球代表の劉国梁・総監督の解任への抗議とみられる理由で、同国の成都で行われた国際大会をボイコットした。(GettyImages)

 6月25日まで中国・成都で行われた卓球国際大会「中国オープン」で、中国卓球代表の劉国梁・総監督の解任への抗議とみられる理由で、中国選手が大会をボイコットした。香港メディア・東網は28日、情報筋の話として、劉氏は恩師・蔡振華氏から中国卓球協会会長を引き継ぐのを断ったため、左遷されたと報じた。

 中国卓球協会は20日、組織改革のため「総監督」職を廃止し、劉氏を19人目の協会副主席(副会長)に異動すると発表した。実権の伴わない職位であるため、事実上の左遷とみなされている。

 仏国際放送局ラジオ・フランス・インターナショナル(RFI)中国語版サイトは25日、今回の騒動は、国の最高指導機関である中国共産党中央委員会(以下、党中央)の人事が決まる、今秋開催予定の第19回党大会(19大)に関係した、権力闘争による可能性があるとの見方を報じた。

 このたび、劉氏が中国卓球協会会長を断ったのは、現役時代の恩師で現卓球協会トップ・蔡氏と敵対する人物の19大の重要人事入りに加担することになり、蔡氏を裏切ることになりかねないと懸念したためとみられている。

中国卓球協会会長・蔡振華氏(Claudio Villa/Getty Images)

中国卓球ボイコット騒動 中央の重要人事が決まる19大に関連か

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