米中間選挙で敗北の共和党議員、上院で故マケイン氏後任に

2018/12/19
更新: 2018/12/19

[18日 ロイター] – 米アリゾナ州のデュシー知事は18日、8月下旬に脳腫瘍で死去した共和党の重鎮マケイン上院議員の後任に、同党のマーサ・マクサリー下院議員を指名すると発表した。

マクサリー氏の就任は1月。それまでは、デュシー知事から先に後任として指名を受けたジョン・カイル氏が務める。元上院議員のカイル氏は2018年末までを任期にすることを条件に指名を受けていた。

マクサリー氏の任期は補欠選挙が実施される2020年まで。

元米空軍パイロットの同氏は11月の中間選挙で、アリゾナ州の別の選挙区を民主党のカイルステン・シネマ下院議員と争い、僅差で敗北している。

今回の指名を受けて、中間選挙で激しい舌戦を繰り広げたマクサリー、シネマ両氏はともにアリゾナ州選出の上院議員を務めることとなった。

Reuters
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