インドネシア津波死者420人超える、ドローンなど活用し捜索続く

2018/12/26
更新: 2018/12/26

[ラブアン(インドネシア) 25日 ロイター] – インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間に位置するスンダ海峡で起きた津波で、死者数は少なくとも429人に達した。154人以上が依然、行方不明となっており、捜索作業が25日も続けられた。

捜索救助当局は、ジャワ島西端の沿岸部で重機や捜索犬、ドローンを活用し、がれきや土の下に埋まった生存者の救出に全力を挙げた。これまでに1400人強が負傷し、何千人もの住民が避難を余儀なくされている。

22日に発生した津波はスンダ海峡にある火山「アナック・クラカタウ」の一部が崩落したことで引き起こされた。同火山の噴火は続いており、当局は周辺2キロの範囲を立入禁止区域に指定した。

インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)によると、同火山がある島は約64ヘクタールに及ぶ範囲が崩落し、海に沈んだ。

Reuters
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