ゴーン前会長の勾留理由開示、傍聴希望者が1122人=東京地裁

2019/01/08
更新: 2019/01/08

[東京 8日 ロイター] – 東京地裁によると、8日午前に開かれる日産自動車<7201.T>の前会長、カルロス・ゴーン容疑者の勾留理由開示の手続きで、14席の傍聴席に対し、1122人が抽選に参加した。

同地裁関係者によると、昨年11月29日に行われた元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告の初公判で、約1200人が傍聴席を求めて並んで以来の規模という。

ゴーン前会長は昨年12月21日、会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕され、東京地裁は昨年12月31日、勾留延長を1月11日まで認める決定を下した。

これに対し、ゴーン前会長は勾留理由の開示を東京地裁に請求。同地裁が勾留理由の開示を8日午前10時半から同地裁で行うと4日に公表していた。

弁護団によると、ゴーン前会長は勾留理由の開示の場に臨み、自らの意見を陳述する予定。

(田巻一彦)

Reuters
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