北朝鮮高官の金英哲氏、トランプ米大統領と会談 首脳会談に向け

2019/01/19
更新: 2019/01/19

[ワシントン 18日 ロイター] – 北朝鮮の金英哲・朝鮮労働党副委員長は18日、米ホワイトハウスでトランプ大統領と会談した。2回目の米朝首脳会談開催に向け、両国が土台づくりを目指している。

ホワイトハウスによると、トランプ大統領が金副委員長を執務室に招き、二国間関係と北朝鮮の最終的、完全に検証可能な非核化に向けた進展継続を話し合ったという。

金副委員長は、金正恩朝鮮労働党委員長の書簡をトランプ氏に手渡した。

これに先立ち、ポンペオ米国務長官とワシントンのホテルで約45分間会談した。

米国務省は声明を発表し、2回目の米朝首脳会談開催に向けたコミットメントを巡り、ポンペオ、金両氏が良好な話し合いを行ったとした。具体的な詳細は示さなかった。

国連のグテレス事務総長は記者団に、米朝交渉が真剣な形で再開し、朝鮮半島の非核化に向け工程表でしっかり示す時期にあるとの認識を示した。

*内容を追加しました

Reuters
関連特集: 国際