FCAとルノーの統合失敗、仏政府に責任=伊副首相

2019/06/08
更新: 2019/06/08

[ミラノ 7日 ロイター] – イタリアのディマイオ副首相は7日、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>と仏ルノー<RENA.PA>が経営統合を見送ったことについて、フランス政府に責任があると批判した。

副首相はラジオ24に「政府の干渉により、統合が失敗した。ルノーはその点に不満を持っていた。市場原理が働いていれば、イタリアとイタリア人が恩恵を受けていた可能性がある」と発言。

「統合は市場の営みであり、我々はその点を尊重していたが、フランスが見苦しかったと思う」とし「我々はフィアット・クライスラーや同社の幹部と接触していたが、同社や同社の交渉団に敬意を払っていた」と述べた。

Reuters
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