[東京 29日 ロイター] – 茂木敏充経済再生相は29日の閣議・諮問会議後会見で、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と日米通商交渉の閣僚級協議を行うため8月1日から2日間の日程で訪米すると正式発表した。
茂木氏は「基本的に日は高くないとの思いで臨みたい」と述べ、早期合意に向けて努力する姿勢を強調した。先週、訪米した関係省庁の幹部らによる実務者協議では、「技術的な論点で理解が深まった」と指摘した。
諮問会議では、海外発の下方リスクが顕在化すれば機動的なマクロ政策を躊躇(ちゅうちょ)なく実行すべきとの意見が出たと紹介。消費マインドに外需の影響が出ているのは確かだが、雇用・所得の改善は続いていると指摘し内需は堅調との見方を繰り返した。
(竹本能文)
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