やるべき時にはしっかり決断、新しい時代切り開く必要=安倍首相

2020/01/07
更新: 2020/01/07

[東京 7日 ロイター] – 安倍晋三首相は7日、都内で開かれた時事通信社のイベントであいさつし、今年の干支の庚子に絡み、7回前の庚子、1600年には関ヶ原の戦いがあったと指摘し、「やるべき時にはしっかり決断し、新しい時代を切り開く必要がある」と強調した。

また、昨今の国際情勢の状況は緊迫の度を増していると指摘した。

<柚子の収穫まで責任もって頑張る>

安倍首相は、イベント出席が8回目であることにちなみ、「桃栗3年、柿8年、柚子は9年の花盛り」とのことわざを引用。「柚子の収穫までは責任をもって頑張りたい」と述べた。

首相はその上でことわざの続きを紹介。「梅は酸い酸い13年、梨はゆるゆる15年、林檎にこにこ25年と言うが、梅や梨や林檎は、小泉進次郎環境大臣もいるが、みなさんに収穫をしてもらうと思っている。誰が収穫するかについて、みなさん記事にするのだろう」と述べた。

安倍首相の自民党総裁任期は2021年9月までで、残り2年を切っている。

(竹本能文 編集:内田慎一)

Reuters
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