[東京 15日 ロイター] – 菅義偉官房長官は15日午後の会見で、オーストラリアで発生した大規模な森林火災の対応を支援するため、自衛隊の部隊が同日午後、オーストラリアに出発すると述べた。
菅官房長官によると、オーストラリア政府の要請を受け、国際緊急援助隊として航空自衛隊の輸送機を派遣することを決め、同日午後に出発。防塵マスク6000枚などの物資を支援する。
一方、河井案里参院議員と夫の河井克行前法相の事務所が広島地検の家宅捜索を受けたことに関し、菅官房長官は捜査機関の活動に関することへのコメントは差し控えるとし、河井氏が法相を辞任した際の安倍晋三首相のコメントを引用し、首相が任命責任を痛感していることに言及した。
桜を見る会に関連し、招待者名簿が破棄され、公文書管理に違法性があったとして、野党が菅長官の辞任を求めていることに関しては「野党の動きに対してはコメントを控える」と述べるにとどまった。
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