大紀元時報

北朝鮮、外相に軍出身の李善権氏 外交手腕は未知数

2020年01月21日 15時33分
1月20日、北朝鮮は先週、外交関係のある国々に対し、李容浩(リ・ヨンホ)氏に代わって軍出身の李善権(リ・ソングォン)氏(写真中央)が外相に就任したと通知した。2018年1月撮影。代表撮影(2020年 ロイター)
1月20日、北朝鮮は先週、外交関係のある国々に対し、李容浩(リ・ヨンホ)氏に代わって軍出身の李善権(リ・ソングォン)氏(写真中央)が外相に就任したと通知した。2018年1月撮影。代表撮影(2020年 ロイター)

[ソウル 20日 ロイター] - 北朝鮮は先週、外交関係のある国々に対し、李容浩(リ・ヨンホ)氏に代わって軍出身の李善権(リ・ソングォン)氏が外相に就任したと通知した。ソウルの外交筋がロイターに明らかにした。

李容浩氏は職業外交官で、長年にわたって米国との交渉に携わってきたが、過去2年ほどは公の場に姿を見せることが減っていた。

北朝鮮情報サイトのNKニュースは18日、複数の匿名の北朝鮮関係者の話として、李容浩外相が職を解かれ、2018年4月の南北首脳会談で重要な役割を果たした

祖国平和統一委員会(CPRK)前委員長の李善権氏が後任となると報じていた。[nL4N29O01F]

在ソウルのアナリストらによると、李善権氏に外交経験はほとんどなく、米国との交渉が行き詰まる中で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が党や軍の忠誠を頼みの綱としていることを浮き彫りにしている。

アナリストらは、外相の交代が行き詰まっている米国との非核化交渉に与える具体的な影響はまだ分からないが、李善権氏は韓国との交渉の場で度々強硬な姿勢をあらわにすることがあったという。

前任の李容浩氏と違い、李善権氏は核問題や米国との交渉に携わった経験はまったくないが、近隣諸国との交渉を率いることはあったという。

昨年は短距離弾道ミサイル発射実験を視察する金正恩委員長の傍らで、軍や軍需企業の幹部らの姿が見られることが増えていた。

*見出しの表記を修正しました。

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