米下院議員がコロナ感染、上下両院議員で初

2020/03/19
更新: 2020/03/19

[ワシントン 18日 ロイター] – 米共和党のマリオ・ディアズ・バラ―ト下院議員(フロリダ州、58歳)が18日、新型コロナウイルスの検査で陽性だったと明らかにした。米議員で初の感染となった。

同議員は声明を発表し、妻に既往症があり、極めてリスクが高いことから13日以降、ワシントンで自主隔離の状態にあり、フロリダ州南部の自宅には帰っていないと説明した。

14日夜に発熱と頭痛の症状が出て、「少し前に」検査が陽性だったと知らされたとした。

声明で同議員は「気分がずっと良くなったことを知ってほしい。しかし、誰もが極めて真剣に受け止め、発症を回避し、感染拡大を抑制するために、米疾病対策センター(CDC)の指針に従うことが重要だ」と述べた。

ここ数週間、感染者と接触した可能性のある上下両院の複数の議員が自主隔離を行なっているが、陽性反応が出たのはディアズ・バラ―ト議員が初めてだった。

Reuters
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