米連邦住宅金融局、住宅差し押さえ回避措置発表 新型コロナ対策

2020/03/19
更新: 2020/03/19

[ワシントン 18日 ロイター] – 米連邦住宅金融局(FHFA)は、全米の戸建て住宅の約半数が少なくとも60日間差し押さえや立ち退きを免れる措置を発表した。

新型コロナウイルスの影響で住宅ローン返済が困難になっている住宅所有者を支援する。

対象となるのは連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が保証する住宅ローンを利用している2800万人。戸建て住宅の不動産ローンの約44%に適用される。

FHFAのディレクター、マーク・カラブリア氏は「対象となる住宅ローンの利用者は、現在の非常事態に自分の家に住み続けることができる。新型コロナで厳しい状況にある住宅ローン返済者が、支援を受けられるようにすることが目的だ」と述べた。

Reuters
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