[ベルリン 22日 ロイター] – ドイツ当局は、バイオ医薬ベンチャーのビオンテック<22UAy.F>が開発する新型コロナウイルス向けワクチンの臨床試験を認可した。新型コロナワクチンの治験は世界で4例目となる。
連邦保健省ポール・エーリッヒ研究所によると、治験の対象になるのは健常者200人で、治験が進んだ段階で感染リスクの高い人なども対象とする。
ビオンテックは米製薬大手ファイザー<PFE.N>と共同で4種のワクチン候補を開発中。治験は米国でも認可が下り次第、開始される見込み。
コロナワクチンを巡っては米モデルナ<MRNA.O>や中国のカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)<6185.HK>などが治験を行っている。
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