豪、航空各社の国内線運航支援を継続
2020年06月08日 12時22分
[メルボルン 7日 ロイター] - オーストラリア政府は7日、カンタス航空<QAN.AX>やヴァージン・オーストラリア・ホールディングス<VAH.AX>などに対し、国内線運航にかかる支援を継続する方針を明らかにした。
航空会社への支援は8日までが期限となっていたが、これを延長する。
マイケル・マコーミック副首相兼交通相は、声明を発表し「豪政府は航空各社が新型コロナウイルス危機を乗り切れるよう、可能なことは全て行う」と述べた。
豪では、国際線はほぼ全てが運航停止となる一方、国内主要路線の運航は再開されているものの、運航本数は平常時を大きく下回っている。
カンタス航空は4日、国内線の輸送能力を、今月末までに平常時の15%とする目標を掲げた。これは現時点から3倍増となる。7月には、州をまたぐ移動が解禁される前提で同40%を目標とする。
同副首相は支援策延長にかかる金額を明示しなかったが、政府の航空業界支援策は12億豪ドル(8億4000万米ドル)超になるとした。
また、地域航空会社への金融支援も継続する方針を示した。
LINE NEWSに『中国の今を伝える 大紀元時報』を登録する方法
方法① 下記ボタンをタップ
方法② スマホでLINEを起動 > その他 > 友だち追加 > QRコード
