[ロンドン 15日 ロイター] – 英国のラーブ外相は15日、中国が制定方針を採択した「香港国家安全法」に支持を表明した英金融大手HSBCホールディングス<HSBA.L>を遠回しに批判した。英政府は同法の導入に反対している。
ラーブ氏は定例会見でHSBCに伝えたいメッセージがあるか問われ、「HSBCに関しては、最終的には企業が自ら判断することになる」と応じた。「ただこれだけは言いたいが、われわれは銀行員のボーナスのために香港市民を犠牲にはしない」とした。
HSBCが香港国家安全法に支持を表明したことについては、英米の複数の議員から批判の声が出ている。