トランプ氏「オバマ前政権は反逆罪」と非難、証拠示さず

2020/06/24
更新: 2020/06/24

[ワシントン 23日 ロイター] – トランプ米大統領は22日行ったクリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワークとのインタビューで、オバマ前政権が反逆罪を犯したと非難した。明確な証拠は示していない。トランプ氏は以前にも、2016年の大統領選でオバマ氏がトランプ陣営に対しスパイ行為を働いたと非難していた。

トランプ氏はインタビューで、スパイ行為によってどのような犯罪が行われた可能性があるかとの質問に対し「反逆罪だ。私はこれまでもオバマ前政権がわれわれの陣営を偵察したと言っている。彼らに何が起こるか見守ろう」と語った。

司法省が16年米大統領選介入疑惑を巡る調査を見直していることについては、「バー司法長官は素晴らしい仕事をしている。どのような結果になるか見届けよう」と述べた。

オバマ氏の代表は、トランプ氏の主張へのコメントはないと述べた。

オバマ氏は同日、11月の米大統領選に向け民主党候補の指名獲得が確実となったジョー・バイデン前副大統領の選挙資金集めのオンラインイベントに参加する。

トランプ大統領は、新型コロナウイルス流行や白人警官による黒人男性暴行死に対する抗議デモの向かい風にさらされ、11月の大統領選に向けた支持率調査ではバイデン氏にリードを許している。

Reuters
関連特集: 国際